社長からのメッセージ

Message from the president

働くみんなが主役の会社に

代表取締役上野 雅史

社長に就任して6年目になります。
今日までの会社の成長は前社長(会長)の経営方針や先達のご努力があったからであり、基本的には会長の方針と経営基盤を、これまで同様に引き継いでいく所存です。
社長に就任してからは、前社長から譲り受けた明るい社風はそのままに、70周年を迎えたいま、さらに明るい「いい会社」にしようと思っています。

漠然としていて抽象的な表現ですが、社員一人ひとりそれぞれが考える「いい会社」がいっぱいあり、そしてみんなのその思いの受け皿になるような会社。それが「いい会社」だと思っています。
人それぞれが違っていること。その多様性が新たな価値ややりがいを生み出すと考えています。社員一人ひとりがもっている可能性を発揮してもらい、輝いてもらうための「いい会社」をみんなと力を合わせつくります。

そのためにはみんなが主役として考え行動することが大事だと思っています。みんなが主役になれるような楽しい会社にしたいです。
これから先の75周年、80周年、そして100周年に向けて「もっともっといい会社」をみんなと共に作り上げて行こうと思っています。

会長からのメッセージ

Message from the president

人を動かすのは「愛と誠意」

代表取締役上野 研二

私が入社した昭和47年はちょうど備商株式会社の創立20周年でした。当時の社員数は20人足らずでした。それから50年を経ていまや社員数は3倍以上の62人という会社に成長しました。
社長としての仕事は22年間で、そのうち20年は黒字を出したと思います。岡山東税務署から5期35年間連続の優良申告法人の表敬状をいただいています。よくぞここまで堅実に経営を続けてきたなというのが正直な思いです。

ここまで会社が成長してきた要因は多々ありますが、その最たることは経営方針を「下請けから元請になる」ということを目標にして、それを強い決意をもって実現したということでしょうか。
そこには間違いなくその目標に向かって、忠実に働いてくれた社員の心意気と努力があったと言えます。感謝しています。
社長に就任したのは平成6年ですが、その時には社員に「社員は必ず喰わす!」と宣言しました。その根幹には社長になった私がモットーとしてきた「愛と誠意」という思いがありました。


それを社長として私の信念、行動指針として生きてきました。人を動かすのはお金ではなく「愛と誠意」だと確信しています。
70周年に際し会長として言っておきたいことが二つあります。
一つは備商株式会社の創業者は私の父・上野操一です。上野操一は社員への配慮、経営上の決断、社長としてのプライドを持っていました。そして、その創業者を献身的に支え、今日ある備商株式会社の基礎を命がけで守り築き上げ、70周年という今日を迎えることができた最大の功労者は母・上野房子だと思っています。
そしてもう一つは会長の私は「闘争して勝つ」人間ですが、社長・上野雅史は「和をもって成す」という人間です。
70周年という節目にあたって10年、20年先に向かってさらなる備商株式会社の発展を、創業者の意志を継いで社員のために必ず実現してくれるでしょう。